Vol.200CREDUON FOR TEACHERSのこれまで 今を生きる子どもたち ―VISION 200回記念特集―①
教育の情報発信基地

 2014年11月、CREDUON FOR TEACHERS(以下、CFT)の記念すべき第1号の記事が発信されました。それからちょうど6年を経て、今回にて第200号の記事を迎えることができました。はじめに、今号に至るまで、応援くださった全ての方に深く感謝申し上げます。

 この6年間、閲覧数は増え続け、毎月記事が公開される5日、15日、25日には多くの方が遊びに来てくださるサイトへと成長してきました。当サイトに掲載している記事は、VISION、ELEMENTS、HUMANいずれも教育現場でご活躍の先生自らご執筆いただいており、これまで述べ150名以上の先生に記事をお寄せいただきました。こうして、このサイトに蓄積された記事の内容は大きく拡がりをもつことができました。

 CFTの編集現場では、これまで大きく2つのことを大切にしてきました。1つ目は、全国の先生がいま必要な情報を提供することです。6年間の「いま」を蓄積し続けたCFTは、その時々の話題を捉え、記録しています。その視点でサイトの過去の記事を読み返していただいたとき、「懐かしさ」も感じられるかもしれませんが、教育の大きな流れ、そして変わらないものへの気づきもお楽しみにいただけると思います。

 2つ目は、ご執筆くださる先生の個性を感じることができる記事にすることです。これは日本全国の様々な現場、そこでの色彩豊かな想いが託された言葉を、画一化したフォーマットとして記事化することへの抵抗でもあります。先生によっては、一般的には漢字表記にする箇所をひらがなにされていたり、文体も異なっていることがあります。記事を読むことで、先生の温かさや教育への想い、そしてその多様さ、拡がりをダイレクトに感じていただきたいと願いを込めています。

 CFTは、全国の先生方にお役立ていただくべく、常に「いま」を捉え、情報発信し続ける「教育の情報発信基地」です。ここで言う”情報”とは、業務への直結性の高い内容も指しますが、記事を通した全国の先生とのコミュニケーションという温かさも忘れたくないと考えています。どうか引き続き、最新記事をお楽しみいただき、時に過去の記事も読み返していただけると編集部としてはこの上ない思いです。

 今月号では、残り2回の記事として、コロナによる活動制限を受けつつも、まさに今の「いま」を生きる合唱部を紹介します。新しい合唱様式と、子どもたちのリアルから、今日的な合唱の学びを考えてみたいと思います。

東京学芸大こども未来研究所 専門研究員
CREDUON FOR TEACHERS 編集長
小田直弥
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