Vol.018ダンス教育の今とこれから①授業でダンスを教えることは嫌ですか?

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 突然ですがこの絵は何に見えますか?
「うさぎ?それともアヒル?」1つの絵ですが見方によって違うものに見える絵です。先日この絵のようにものの見方の違いに触れることがありました。
 ある先生に「ダンス苦手なんだよね。だから教えるのが嫌。」と言われました。後日そのダンスが苦手と言う先生とカラオケにいく機会がありました。いざ歌い始めるとマイク片手にノリノリになって、体全身で仲間を巻き込んで歌うんです。私にはダンスをしているように見えて「あれ?ダンス苦手って言ってましたよね?」って聞いたら、「カラオケは不思議と体が動くんだよね♪」と踊りながら返事をしてノリノリになっている仲間の輪へ戻っていきました。ダンスの見え方が同じ人でもこうまで変化するのかと驚きました。
 もう1つ、盆踊りに行った時の話があります。盆踊りは民謡にあわせて伝統の型を踊ります。私はいくつか知っている曲で踊ったら、知らない曲がかかったので輪から外れて見ていました。動きが複雑で自分には踊れないと思っていたら、いきなり輪の人に手を引っ張られ輪の中に入れさせられました。最初は踊れないと思っていたけど、入っちゃうと踊れるようになったんです。輪の中に入ると「我」という壁みたいなものがなくなって輪の中に溶けこむような不思議な感覚になりました。そして、型が少々間違っても気にならなくなり、輪の人たちと曲にあわせて型が踊ることができるかな?できないかな?と楽しむことができるようになってきて、型を自然と覚えちゃいました。
 ダンスを学ぶというと、動きやステップから入りがちになってしまいます。「授業でダンスを教えることは嫌」という先生方は動きだけを見て、ハードルを上げてしまっているのではないでしょうか?ダンス授業を考える時、まずは仲間とリズムに乗ることを楽しみ間違ってもいいじゃんっていう雰囲気の中でダンスを学ぶという見方をしてみるのはいかがでしょうか?
DANCE X “cross” 広報
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