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Vol.087学校図書館を活用しましょう ②
〈学校図書館〉と野菜づくり

 今回は生活科の野菜づくりを想定して、〈学校図書館〉をどのように利用できるのかについて、考えてみましょう。なお単に本だけが置いてある図書館ではなく、デジタル教材も扱う場を、私たちは〈学校図書館〉と書き表しています。

 1年生の生活科では子どもたちは花を一人一鉢、自分で世話をして育て方を学びます。2年生になると、花壇などに植えられた他学年の野菜に興味・関心をもち、自分たちも野菜を育てたいという気持ちになるのではないでしょうか。こうした子どもたちの野菜づくりに対する興味・関心を喚起するのに良いサイトがあります。それは独立行政法人農畜産業振興機構の「やさいのひみつ」というサイト(http://vegetable.alic.go.jp/yasainohimitu/)です。インターネットのサイトなので、手元にパソコンやタブレット型端末等がありましたら、グーグル等で検索をしてみてください。すぐに見つかると思います。野菜づくりを教えるサイトではないのですが、野菜について楽しく学べるので、学習の出発点として効果的です。

 ちなみに、こうしたサイトもデジタル教材の一つです。しかも政府系の組織がつくっているサイトなので、信頼できます。このようなサイトを、デジタル教材として、〈学校図書館〉で活用できるようにしましょう。なおこのサイトについては、私たちデジ読評価プロジェクトのサイト(https://sites.google.com/site/dejidoku/home)の「授業に役立つデジタル教材」の中でも紹介していますので、参照してみてください。

 もちろん、本の形の資料もいろいろあります。低学年の児童は、写真や簡単な文で書かれている絵本や図鑑を見るのが大好きです。たとえば「育てよう!食べよう!野菜づくりの本」というシリーズがポプラ社から出ています。こうした本や図鑑を子どもたちが繰り返し見たり、育て方を調べたりすることで、野菜を大事に育てようという気持ちが高まっていきます。そのため〈学校図書館〉にはこのような本があることが望ましいのです。どのような本が出版されているのかは、学校司書や司書教諭の人が、国際子ども図書館の「本・資料を探す」というサイト(http://www.kodomo.go.jp/search/index.html)で調べることができます。調べ方には少しコツが必要ですが、まずはやってみてください。コツについては、そのうちお話ししましょう。

 いろいろな本やデジタル教材に関する知識をもった学校司書や司書教諭の方がいる〈学校図書館〉では、このように多様な情報を提供することが可能です。野菜づくりであっても、〈学校図書館〉は様々な形で関わることができるのです。このような〈学校図書館〉があれば、児童は自分たちで調べたり、友達と話したりして、主体的・対話的に学ぶことができるようになります。

デジ読評価プロジェクト
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