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Vol.065思い出のつまったプレゼントをあげよう①生徒と教員をつなぐプレゼント

65_pic_01  14年前、「受験に向かう生徒のために何かおもしろい企画ができないか」という学年団の発案で様々な企画が生まれました。

 まず、「受験は団体戦!」のスローガンの下、3年団一丸となっての「受験勉強ちゃれんじ週間」が始まりました。これは午後8時まで教室で自習できるという企画です。夕食は学食を利用し、「うカレー」「うカルビ丼」「D・E判定からあげ丼」など、受験勉強を少しでも楽しんでほしいとの思いが込められたメニューを提供していました。また、自習終了を伝える放送にも担当教員ごとの演出があり、それに対する生徒の感想が教員の励みになっていました。

 また、冬期の暗い中下校する生徒を励まそうと、正門近くのヒマラヤスギに電飾を施しました。夜にキラキラ輝くイルミネーションは、勉強に疲れた生徒にとって、しばしの癒しになったようです。

 さらに、「生徒をびっくりさせる何か思い出に残る卒業式ができないか」という思いから、学校生活をスライドショーで振り返る企画が生まれました。そのタイトルは「『プロジェクトX』卒業生へ」。学校生活で数々のプロジェクトを達成してきた3年生へ、これからどんな困難に直面しても、あきらめずチャレンジし続けてほしいという願いを込めました。教員が写真とアイディアを持ち寄り、生徒一人一人を思いながら、毎日、夜遅くまで編集作業をしました。そして卒業式当日、スライドショーが始まると、式場は驚きと歓喜の声に溢れました。生徒は動画や写真を食い入るように見て、笑い、拍手して、3年間を懐かしんでいました。最後のメッセージと校舎の窓の明かりが一つ一つ消えていくエンディングに、生徒はしんみりと感慨深く見入っていました。

65_pic_02  2003年から始まった生徒と教員をつなぐ「受験勉強ちゃれんじ週間」、「イルミネーション」、「スライドショー」は、今も高松第一高等学校に受け継がれています。

高松第一高等学校教諭
宮本幸代
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