デジ読評価プロジェクトの実践校、小平第一小学校司書教諭、石橋幸子さんのブックトークの実践を紹介します。
こんなふうに本を紹介するのをブックトークといいます。
① あまがえるりょこうしゃトンボいけたんけん
松岡たつひで 作 福音館書店
あまがえるりょこうしゃの今日のお客はテントウムシ、ダンゴムシ夫婦、カタツムリです。水の中を見たことがないので、ペットボトルの船でトンボ池の中を見ながら探検です。みんな大喜び。 (P.2~7まで絵を見せながら読み聞かせ)(P.8.9コオイムシP.12.13 トノサマガエルが食べられている場面を読み聞かせる)
② ずら~りカエルならべてみると
松橋利光 写真 高岡昌江 文 アリス館
あまがえる旅行社のアマガエルを写真で見ると、こんな顔ですよ。(P.4見せる)そして後姿はこれ。(P.20)この本にはたくさんのカエルが出てくるよ。(P.12.13を見せて)、水にもぐる時やジャンプする時、カエルの目はひっこんで目を守るんだって。知ってたかな。
日本には43種類のカエルがいて、そのうちアマガエルは2種類だそうです。そして、アマガエルは環境に合わせて体の色を変えることができるのだそうです。/p>
③ にんじゃあまがえる
松井孝爾 監修 榎本功 写真 ひさかたチャイルド
そんな忍者みたいなカエルのことが載っているのがこの本。葉っぱがくれ、色変わりの術がありますよ。(最初からP.7まで読み聞かせ)そしてジャンプに失敗してもこの通り。(P.14を見せて、くっつきの術を紹介する)こんな術が使えるカエルの足の秘密も書いてありますよ。
④ あまのじゃくなかえる
イ サンベ 文 キム ドンソン 絵 かみや にじ 訳 少年写真新聞社
このアマガエルは韓国のカエルです。母さんガエルの言うことを一つも聞かないあまのじゃくです。(全文読み聞かせる)雨が降る日にカエルがゲーグルゲーグルと鳴くわけ、わかりましたか。
⑤ かえるをのんだととさん
日野十成 再話 斎藤隆夫 絵 福音館書店
日本の昔話にも出てきますよ。カエルが。お腹が痛くなったととさんはかかさんに相談します。「お寺の和尚さんに聞いてみなさるといい。」と言われ出かけると、「腹の中にいる虫のせいだから、蛙を飲むといい。」と言われるのです。そこでカエルを飲んだととさんは……(最初からいくつかの場面を読み聞かせる)とんでもないことになってしまいます。 このほかにもカエルが出てくる本を一小図書館から選びました。たくさん読んでくださいね。