教職14年目の中学校保健体育教師です。野球部の顧問です。2児の父です。週1回ダンススタジオに通っています(現在はZoomによるオンラインレッスンです)。高校野球は半年でドロップアウトしました。娘の保育園の保護者会長をしたり、子ども会の会長をしたりと、ゴリゴリの保健体育教師ではありません。
私がこの原稿を書いている今は、新型コロナウィルスのための休校真っただ中です。
遡ると3月。私が参加する予定であった全国の地方公務員と中央省庁で働く官僚の交流会「よんなな会」(3月8日)がZoomによるオンライン開催になりました。
“オンライン〇〇”の大衆化の流れを感じました。
4月に入って休校延長の空気が流れ始め、大学時代の仲間とともにZoomによる”Zoomを使った授業の研究会”を共同で立ち上げました。
当初、Zoom授業の先行事例の紹介をしてもらう他、Zoomの機能確認、Zoom近況報告、Zoom飲み会をしたりしました。
仲間が増えていくにつれ、Zoomだけではなく、他のオンライン授業ツールにも話題が広がっていきました。各ツールの比較や使い分けの話し合いをオンライン上で行っています。
今現在、私はGoogleのClassroomを活用し、勤務校の野球部内で課題の共有や生活ノートのようなやり取りをしています。
また高崎市教育センターが動画作成を推奨していて、本校校長も動画作成を応援してくれるので、動画作成に楽しく取り組んでいます。動画作成に関しては質が問われているので、学校再開後も反転授業的に使えるよう意識して…。
3月の休校が決まったとき、大学時代に購入した「脱学校の社会」(著/イヴァン・イリッチ、訳/東洋・小澤周三)を読み直しました。コロナ禍をただ凌ぐだけになりたくなかったからです。また、学校や教師の新たな在り方が問われるようになるだろうと思ったからです。
休校期間中に脱ぐ皮がないほどに、脱皮したいと思います。